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8. 作業計画

8.3 ワークフローの組み立て

Point.3 目的に合ったワークフローを組み立てる

3次元地質・地盤モデルを構築するには、着手前に目的に合ったワークフローを組み立てる必要があります。

Fig080301.png

図8.3-1 3次元地質解析の標準的なワークフロー(引用:1)

■ワークフローの意義
3次元地質解析もプロセスを規定した標準的なワークフローがあれば、要所で品質チェックのマイルストーンを設けることができます。さらに、モデル化の目的や作業の効率性・生産性向上、成果品出力等を考慮し、適宜フローの組み替えも可能です。
 作業計画(モデリング計画)に大切な視点をまとめると次のようになります。

 ◆業務内容とモデル構築の目的を理解する
 ◆対象地域の地質構成・構造の背景を理解する
 ◆モデルを作る範囲(解析領域)を決める
 ◆適切な補間アルゴリズムを選定する
 ◆データの流れを把握しワークフローは適切に拡張する
 ◆作業期間や費用を見積る
 ◆クライアントと協議し合意を得て作業に着手する

 

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